地獄の投釣りブートキャンプ Season1(2008.8.2-3) byキヨ

今更、ブートキャンプという旬を過ぎた単語の古さは、さておき、突然始まりました。
『地獄の投釣りブートキャンプ』 正直こんなにクソ暑い中、やりたくなかったのですよ。
確かに最初、私が「キャンプ張る!」とは言いましたよぉ。
でも、秋に開催するつもりだったのに…。  

【MISSION #1】 〜 マゴチを追う!! 〜  

とゆー訳で、2日土曜・午前5時には、東伊豆某所で仲良く竿出し♪
いちいち豪華なタックルを並べて準備している最中、UK氏が 「朝1投目が勝負だな!」 と、いつになくヤル気まんまんな発言に、かるく驚くw

まずは、マゴチを狙うべく、アジ・イワシの身餌を投げまくる。 二人して方々に投げ分けるが、一向にアタリが無い。保険のお土産竿も。

暫くして、UK氏のドラグが逆回転するアタリで、ランクギリな オキエソが釣れる。意外にもUK氏は、初魚種に喜んでいたが、 こいつは、ド外道なのだよぉ…

でも、当然締めてクーラー行きw

その後は、二人とも大小2種類のウツボがアタるばっかりで、 狙いのマゴチが釣れない。 ま、狙って簡単に釣れるとは思っていなかったが…。

やがては、あれだけ来たウツボですら遊んでくれなくなってしまった。 身餌竿が、あまりにアタらないので「…虫餌メインでお土産を」なんて、 ついつい口走り、フラりと気持ちがそっちへ傾いてしまうへタレっぷりが 我ながら、なんともイタイのだが、伊豆で釣りしてて、ウツボにまでフラレちゃうなんて、哀れなのだよぉ

で、「何も無いよりはマシ」と言い聞かせ、カワハギ用2本針仕掛けに、 イワ&青イソを付けて『お土産』の当たり餌&居場所を探る。

すると、すぐに竿先に強いノックを感じた。合わせを入れ、巻き取ると 青イソに食いついたAランクのカワハギが、いきなり登場。 こうなると、もはや二人とも身餌竿なんか、ほったらかしwww

青イソを忘れたUK氏が、私のエサを失敬しながら、一緒にハギ拾いをする。2人でランク寸タラのハギ、キス(15cm級)交じりで退屈しない程度に当たるから、ついつい夢中になるそんな中、一際見事なアタリを捕らえる!ランクハギより、強いノックで上って来たのは、大チャリコ。 もしやと思い、一応測ると、あろうことかAランク!

「まぢっすかぁー!」「ラッキー☆」

今日はマゴチ狙いのはずが、こっそりマダイ狙いの仕掛けまで投入していた スケベなUK氏が横で「俺、密かに狙ってたのに…」とブツブツ言っていたが、 釣れたものはしゃーない♪

しかも、イワでなく、ショボい青イソ1本掛けに釣れちゃったのだ。 それから、さらに今までとは比べ物ならない大当たりが、サビキ疲れて置いた竿にきた。 コケた竿を合わせると、ありえない位に絞りこむ。 ハギだったらDあるんじゃないか。とか、マダイならB以上じゃないか。とか妄想しながら、いなしながらリールを巻く事しばし…。

水面に姿を見せたのは、釣った事の無い、釣りたくも無い!? おゲレツなサイズの でっけーオキエソwwwしかも、身餌でなく青イソで釣れるってか…!?キスか、何かが先に乗って、それに食いついたのか…?

傷心のUK氏にタモ入れしてもらい測ると、けしからん事にCランク。 残念すぎる大物に、正直ドン引きしたのだが、 UK氏は、そのデカさに感心しきり。

「あの〜… 別に嬉しかないんですけどぉぉぉぉ」 その後も、大汗ダラダラになりながら追釣すべく、がんばってみるものの 結局、どーしょもない暑さと、突然の向かいの強風に見舞われ、あっさり挫て「はい。撤収!!w」第2ラウンド・西伊豆に移動するのだった。  

【MISSION #2】 〜 大キスを追う!!〜  

私の相次ぐラッキーパンチが、激しくご不満やるせなす。だった、UK氏は、東伊豆のリベンジをするべく、合流した西やん殿を交えて3人で 西伊豆某所に向かった。

先の7月例会では、コキちゃんのBランクキスを始め、やなっち先生・ぴん☆さま組が、良型のキスを釣っていることから、いつか尺ギスも「こんちは♪」ってしてきそうな、かなり期待が持てる小場所。 大キスLoveな、西やん殿も、マズメに向けセッティングに力が入る。当の私は、マダイのランクを想定外の場所で出してしまってるため、言ったら怒られるが、若干の余裕モードw

UK氏&西やん殿は、コキちゃんがランクを出した方向にチロリを付け4本投げ入れる。私は、マダイを追釣するべく本虫を付け、キスとは反対の舟道に投げ込む。キス狙いは、すぐにアタリがあるため、西やん殿の竿先の感触からさぐる魚種解析・絶叫リーリングが観て楽しめたw

でも、キンギョ・トラギス・タマちゃん(タマガシラ)の、残念キャラばかり釣れてくるそんな中、UK氏が、今度は確実にランクあるオキエソを再び釣り上げる! やはり、平然と締めてクーラー行きw

それにしても、未だキスが1本も出ない状況に、大キス狙いの竿出しを躊躇っていたそんな時、ドラグの出ない地味なアタリがUK氏の竿に・・・。 少しして巻き上げると、なんとランクありそうな良型シロギスが、ケムンパスと仲良く寄り添って釣れてきた。

見ちゃった西やん殿、興奮&絶叫っw UK氏は、針から外したくても、ケムシが邪魔で、なかなか外せずオタオタ…「気をつけて下さいぉぉぉぉ〜っ!」「ケムシの針がぁぁぁ〜・・・」ってなゴタゴタっぷりには、おおいに笑った 。まぁ、なんとか外して測ると27cm。立派なAランクなのだ!

それにしても、キスのランクを高確率で引っ張り出せるこのポイント、本当にポテンシャル高し!感化された私も、たまらずブチ込む!しかし、日が落ちてから釣れてくるのは、キスでなく、 お約束の長いのばっかりで…。マダイ狙いも、夕マヅメに1枚チャリコを出しただけで、長〜〜いのばっかり。

 蚊取り線香の煙に燻されながら、何のドラマも、オチもない、グダグダな感じで時間だけが流れ、気が付きゃ日付も変ってたw一体、UK氏と私は何時間釣りしてんだか…。しかも、その大部分は不毛w

西やん殿は、諦めず集中して釣り続けているのだが、UK殿と私は正直、暑さと、変な疲れでバテバテ。 諦めつかない西やん殿を説得して、午前2時には撤収し、沼津IC近くのスマ○亭でうどんを啜って帰りました。

しっかし、真夏の炎天下のキャンプはキツ過ぎます。 開催趣旨の50%もこなせなかった感はありますが、満足いく釣りをしてしまうと、熱中症で敢えなく逝ってしまいますwww

あ、ブツ持ち写真撮るの忘れたぁ!!!