一人かよ!@日立沖堤防(2007.3.18) byマンキヨ

最近、大洗が以前の好調さを取り戻し、大会では各クラブかなりの人数が、ここに渡提するものと思われたので、事前に「大会だし、同じ場所に集って不運にもその日、不調で釣れず、並んで討ち死にするよりも、各地に散って上位を目指した方が良いのでは?」と提案したら、当日そこそこ散ったのは良いが日立に渡る仲間が誰もいなく、クラブで自分だけになってしまった。。。しかも協会でも唯一の日立組、シーガルFCの I会長ファミリー・M口氏・T谷氏は北側に渡るというので、この時点でめでたく『本当の一人ぼっち』となった。 船中、M口氏が私に言った「釣れたらこっちに遊びに来なよ」 が ちょっち心に沁みた。  でも、私のポイントから彼の場所まで軽く1.5キロはある。嬉しかったが、道具持ってこの距離は確実に死ぬので、後に電話でお話しする事にした。ちゅーか、勝手に決めた。。。。

とっとと実釣開始!

渡堤したら、意外と明けのうちは風が緩かったが、程なく強風に。 『ソコリ前にケリをつけちまおう』 と思い、サッサと竿3本のセットにとりかかる。

すると、3本目をセットしていた時 最初に投げた竿のドラグが地味に滑った。いつに無く早いアタリにトキメく。合わせを入れるとノってはいるが、そんなに大きくない感じ。マキマキするとテンビンの下にカレイ。思わず「ちっちぇ!」と叫ぶ。

ランクあるか、ないかなので、タモらず抜き上げたら向かい風の強風にカレイが煽られてクルクル激しくスピン!風鈴の下に付いてる紙の如く激しく回った挙句 『ぽちゃ♪』 っと落下。早々の素敵なサプライズに寒風と相まって身震いが起こる。

その後、8時ごろまで何にもアタらず、白目・体育座り&時々正座で激寒の強風に吹かれ続けていたら竿でなく、携帯にアタリが着た。

見ると江名に行ったシーガルのT橋さんからだ。            
マ:「毎度〜。何か釣れたかよ?」
T橋:「釣れね。魚いねぇ。そっちは何か出た?」      
マ:「1枚落ちた。話し相手いないし寒いから白目で釣りしてた。」 
T橋:「ギャハハハ。他はもう釣れてるよ〜・・・」

・・・・しばし、景気のイイ話を聞き、散々笑われた後電話を切り、低水温で茶ソバみたくノビきった青イソの付替え作業をしていたら、最後に投げていた赤竿が3回大きく穂先を上下しドラグが出た。

『・・・!!』

頃合をみて合わせると、グッとした重さが伝わりノった。『後はサイズ!』とグリグリ寄せると足下でやっと姿を見せたのは、まあまあのサイズの本命!「やった!イチゴが釣れた!」とタモるが、強風と足場の高さ、ソコリ間近と相まって、難しい。やっと入れ、上げて測ると43センチある。

何とか『賞品のイチゴ獲得圏内サイズ』を釣り、時合!とばかりに釣れたポイントに集中攻撃を試みるが、イチゴに目が眩んだスケベ野郎にはサイズアップどころか、その後潮が上げに転ずるまでクサレ外道のアタリも来なかった。おまけにさらに風が強くなった。 

釣れた事を、やなっち先生に報告すると、他も多数Bランクが出ているらしい。。。正直、焦った。『今年はレベルが高い。』 Cランクでも出さないと入賞どころか着外の危険も出てきたため、気合い入れて撃ち返すが、並継竿を使っても強風で狙ったポイントに届きゃしない。で、疲れてまた白目&体育座り。

程なくして、クラブ仲間の『大人の山ちゃん』からメールでアタリが着たので、おにぎりを口に咥えたまま読むと、『マコ44(^Q^)/』とだけ書いてある。「ぎゃぼーーーっ!!」短時間であっさり抜かれ驚き、カレイに続き、おにぎり落下。

『尻に火が点いた!ヒップファイヤー!時間ねぇしDランク出すしかねぇ!』と、イワイソの房掛け、丸々1本コキ上げ超遠投とか色々試す、と言えば聞えは良いが、追釣のため餌代をかえりみない暴挙な釣りを余儀なくされる。

強風に押し戻されながらも、一瞬風が弱まった時に遠方にブチ込んだ竿にアタリが来た! Dが付いてる事を願い、竿を煽るが、そのサイズの手応えではない。。。マキマキたぐり寄せると、さっきと同じ様なサイズが浮いてきた。普段なら嬉しいが大会においては、ある意味、終了を意味してる。測ったらBランク。

で、その後ギリギリまで悪あがきするが、サクっとハズし、静かにゲームセット。

帰りの船中、シーガル御一行と合流するとスカリにカレイが結構入ってる!サイズも何だか似ている。。。 ますますヤバイ。

それから、大会のクライマックス、検量になったのだが、大洗に行った連中は凄まじいまでの釣果で他を強烈に圧倒!それをうっかり見てしまい一人素直に圧倒される俺。。。一人でDを 2枚、C1枚、他はどーでもイイくらいの爆釣。他の人もデカイのを検量台に載せている。ショッキングなので自分の順番が来るまで談笑して自分をごまかす。

でも結局、意外にも5位に入った(驚)今回特にA・Bランクの境が多かった為に救われたような感じだった。賞品のサーフバッグに一瞬手が伸びたが、無事イチゴをゲット出来た。

投狂COM−MIXの仲間も本賞上位入賞や、他魚では優勝、上位入賞したり、超ハイレベルの今大会で、初参加の割には良い結果だったと思った。そして何より、他のクラブ方々と会話したり出来て、有意義で楽しい盛り上がった大会になった事がよかった。

最後に、今大会のPJ伊豆サーフ上田会長を始め、クラブの方々、協会役員の皆様大変お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。