全キスレポート(2009.6.21) byキヨ

私は、今まで全キスで審査票を一度たりとも提出した事は無い。
別に遠慮してる訳でもない。無論、ネタにしてる訳でもない。
単に釣れないのだwww
でも、一度で良いから審査票出してみたい。という、ささやかな願いを込めて
UK澤田氏・山ちゃん・コキちゃんとの4人で沼津会場での登録となりました。

当日は、小雨模様が一転、実釣時には激しく降る本降りに。。。
まぁ一応全キスなので、大キスを狙って私謹製の大キス仕掛けを
チロ虫を付けて投入するも、針数だけ何度もパーフェクトに付いてくるケムシにテンションガタ落ち。気が付けば3本竿総てがマダイ仕掛けにwww

雨&真っ暗なので、見づらく、投げる時もラインが竿に張り付きトラブりやすいし、何せエサ交換の際、雨水で虫がグダグダに弱るため、明け方までにマダイを釣って勝負着けちゃぉーと、山ちゃんとバシバシ根性入れて打ち返した。

そんな中、地味に当たり、遠慮がちにドラグが「ジャーー…」
巻くと35cmちょい切れのマダイが登場。 
とりあえず、初めて全キスで審査票が出せる状況に体が震える。

実はレインウェアの撥水が全く利かず、パンツまで濡れて寒くて震えただけですが、それが何か?www

山ちゃんもそれを見て必死に打ち返し、自分も追釣を狙って頑張るも、
偽タマンがドラグを鳴らすだけで、じっとりと夜が明けたwww
半ば、おわってる空気に2人が包まれた頃、ドラマが。

赤サーフが激しく振れたと同時に竿が三脚に平行になる程に引き込まれ
ドラグが高速逆回転!頃合をみて合わせると、「あら ノったw」 
しかも、かなりデカイ感じっ。
頭を激しく振り沖へ突っ走るあたり大型マダイと確信。引きを楽しむ余裕などないポイントなため、多少強引なやり取りで浮かす勝負に出る事にした。
手前にホンダワラがもっしゃり生えているため、手前に来るまでにある程度
浮かす算段ではあったが、最後の激しい抵抗に遭い、あまり浮かず焦るwww

なんとか力糸がスプールに収まった頃に魚影を確認すると、
「ん?シマシマ…!?」
山ちゃんがタモってくれた魚を見た時は、そんなに大きく見えなかったのだが、
ちゃんと測ると実寸で50あるイシダイだった。
マダイでなく、まさかの石物に唖然。
大型マダイと勘違いしての強引なやり取りを振り返り、正直青ざめた。 
ホント、よくトバされなかったな。と。。。

その後、釣れた事を内緒にして検量場所に行き、UK&コキ組を散々ビビらせようと思ったら、UK澤田氏が誠にけしからん事に、ブートキャンプ部隊長であるこの私に内緒で60cm近いマゴチを不法所持していた!!
ま、お互い様なのだが…w
コキちゃんもクラブ記録、ややもすれば協会記録に届かんとするイラまで持ってきていた!!
『ちょっwこんなことってあるんだ…www』
どーりで、今日は土砂降りになる訳なのだよwwwww
で、検量の結果、恐ろしい事に沼津会場・他魚の部で
COM−MIXが表彰台独占という珍事になってしまいました!
でもまぁ、激しい雨の中でガンバったからイイか♪

めでたしめでたしっ☆