北海道利尻町・利尻富士町(2006.6.16〜19)

たまったマイルを使っての北海道遠征を計画したのは2ヶ月前。
決行までは楽しみで夜も寝られない
・・・2ヶ月も寝なかったらしんでしまいますが、
それはともかく、楽しみで、あっという間でした。
目的地は北の最果て・利尻島です。

朝から大雨で、道が渋滞でリムジンバスの到着がかなり遅れたり、
(おかげで当日の1便目への変更はできませんでした。。)
セキュリティチェックでクーラーあけて虫までみられたり、
しまいにはカッターナイフを預けるの忘れてひっかかったりと、
わりと波乱が多かったですが、無事?稚内経由で利尻に到着。

宿に着いて荷物を整理したら仙法志漁港へ。
竿を出すものの、釣れてくるのはガヤ(エゾメバル)とか、
ハゴトコ(スジアイナメ)ばかり。
ハゴトコもアイナメとして申請可能なんですが、
30cmを超えるものなんているはずもなく・・・
隣の方は40cm超のクロガシラを釣っていたのですが。
(数の面では渋かったようです。
 札幌からの遠征の方で、コマセを使っていました。)

あれ?利尻ってランク物が入れ食いじゃなかったの?
こんなはずでは・・・
と、思っていると、港内に向かって投げていた竿にアタリが。
あげてみると30ちょいのアイナメ。
場所が場所だけに素直に喜べない;
ホッケやソイ類もかかりましたが、ランクには足りない。
初日はこんなかんじで21時過ぎに納竿としました。

最後に水汲みバケツを落としてしまい、タモですくいました。
あと力糸は何本かのこってたにもかかわらず海に消えていきました・・・。
キープはアイナメA1と、ランク以外でクロソイ1、キツネメバル1、エゾメバル2。
ソイたちは宿で刺身になってもらおうと思ってキープ。
初日だからいいよね・・・?

初日の釣果

宿に戻ると何やら宴会が。
見知らぬ人同士だそうで、僕も混ぜてもらいました。
ソイの刺身も振舞ったりして。
結局2時過ぎまで飲んでたのかな・・・翌日が・・・。

そのまま寝てしまっていたのですが、
4時過ぎに起こしてもらい、港へ。
起こしてくれた人も2時過ぎまで飲んでたのですが・・・。
港に着くと朝日が綺麗です。
利尻富士は少し雲がかかっていたので残念。

最初にきたまともな魚?はホッケ。でもランクには寸たらず。。
彼には開きになってもらいました。おみやげおみやげ♪
この遠征初のクロガシラがつれますが小さい!
20cm。泉南サイズ。
三浦ならキープするだろうけど、当然リリース。
続けてアイナメもかかりますがこれは30ちょい。のびないなぁ・・・。
その後は例によってガヤガヤハゴトコハゴトコハゴトコガヤガヤ・・・

11時前後になってコンブ林の中に突っ込んでいた竿に大きなアタリが。
あげてみると40cmオーバーのアイナメ。
初のBランクです。これはちょっとうれしい。
Aランクとは一回りも二回りも大きいんですねー、と、なんかいまさらなことを思い、
そして立て続けに30cmオーバーのクロガシラ。
ちなみにこいつは足元で食ってきました。
僕の中では初のAランクのカレイです。
常磐とか三浦に適度に行きながらもついには釣ることができず、
利尻で初のAランクです。恥ずかしい。。

とりあえず夕方に一時納竿し、宿で腹ごしらえして、夜釣りへ。
全然クロガシラとかアイナメの生態に即してない気もしますが、
カジカとかホッケもほしいので、あとクロガシラも夜つれるらしいし。

てなわけで、通しで釣っていたのですが・・・
夜のうちはガヤガヤガヤガヤガヤ・・・うるさいっちゅーねん。
ソイも25cmくらいのはリリースしてました。
関東じゃ考えられません。。
まともな魚は29cmくらいのソイと37cmのホッケ。
ソイも魚拓にしたら30cmとれるかなーと思って念のためキープ。
(がんばっても29cmでした;)
夜が明けてからランクのギスカジカとぎりぎり30cmのクロガシラが
立て続けにきたものの、そこからは音沙汰なし・・・。
ちなみにこのクロガシラも足元。前日と同じポイント。

ここで三脚が折れました。
今回はつくづく道具が壊れる&なくなる遠征のようです。

8時頃納竿して、宿に帰り、仮眠をとります。
午後からは磯に挑戦!
・・・の、つもりだったのですが、
利尻の磯は溶岩なので立つ場所もほとんどなく、こわい。。
というわけで、あまり磯に立たなくてもいい場所で釣ってました。
で、釣果はというと、ガヤガヤガヤハゴトコハゴトコ・・・もー、えぇ!!
ランクなしでした。笑
アザラシがかわいかったのでそれでよかったことにしときます。。

宿に帰って夕食をとって、仮眠。
日本vsクロアチアを見るつもりが寝過ごし、4時頃に港へ。
最終日ということで気合がはいります!
が、見事空振り。ランクなし。ガヤガヤ(以下略

宿に帰って荷物をまとめて、朝食をとります。
そして宿の方に鴛泊のフェリーターミナルまで送ってもらい、
フェリーターミナルの前で最後の釣りを。

するとすぐに足元に落としていた竿に大きなアタリが。
あがってきたのは33cmのアイナメ。
フェリーの着く港でフェリーのすぐ横でAランクのアイナメ。
いまさらながらさすが利尻だなぁと思いました。
が、それだけでは終わらなかったのです。
二匹目のドジョウを狙って足元に落としていた竿に、
かすかな前アタリに続き大きなアタリが。
すぐに巻き取りはじめるとさっきより重く、期待がもてます。
水面に浮かんだのは大きなアイナメ。
しかし、タモは少しはなれたところにあります。というわけで抜き上げ。
はかってみると45cmちょうど。Cランクです。

文章を読んでDだと思った皆さん、ごめんなさい。

何はともあれ最後に今回の最大の大物を釣ることができてよかったです。
この後は期待していたカレイも微笑んでくれず、納竿しました。

今回は、6月中旬からがシーズンだという仙法志漁港を選びましたが、
水温がまだまだあがっていなかったそうです。
確かに周りの釣り人はあまり調子よくなかったようですが、
同時期に同じ場所に遠征していた同じ東京協会のSフィッシングの方は、
なかなかの釣果をあげられたようですし、
リベンジせねば!と思いました。

そういうところからも、釣りに対するモチベーションが上がった、
という意味では今回の遠征は成功だったと言ってもいいのかなぁと。
まーあんまり釣り熱高まると本業に支障が出ますが(笑)

あとはタモを使う癖をつけるというか、
大物慣れしないとな、っていうのをしみじみかんじました。
今回、タモ使ったのバケツだけですし(笑)

タックル(1)

竿ファインセラミック405BX−T
リールパワーサーフQD
道糸ナイロン8号
オモリ30号テンビン
仕掛け市販仕掛け(針:丸セイゴ15号)
エサイワイソメ・アオイソメ・サンマ

タックル(2)

竿サーフリーダー405BX−T
リール97パワーエアロ
道糸PE2号+ナイロン力糸4〜12号
オモリ30号テンビン
仕掛け市販仕掛け(針:丸セイゴ15号)
エサイワイソメ・アオイソメ・サンマ

タックル(3)

竿エアロキャストSP
リール97パワーエアロ
道糸ナイロン8号
オモリ六角オモリ30号
仕掛け市販仕掛け(針15号)
エサイワイソメ・アオイソメ・サンマ

釣果

アイナメ5尾 45.0,42.5,33.2,32.5,32.0cm
クロガシラガレイ5尾 33.2,30.8cm(他リリース@20cm前後)
ギスカジカ3尾 34.0cm(他リリース@10cm前後)
ホッケ5尾 37.0cm(他リリース@30〜35cm)
シマゾイ1尾29.0cm
クロソイ数尾25cm前後
キツネメバル数尾25cm前後
エゾメバルガヤガヤ15〜25cm
スジアイナメハゴハゴ20〜25cm